入所者と共に生きる

■大玉に開所・富岡のグループホーム施設長 鈴木康弘さん(65)  正月飾りに囲まれた食堂にお節料理が並ぶ。「よくかんでくださいね」。大玉村にある「グループホームシニアガーデン...

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新天地、農業で自立

■楢葉から美里に避難した大和田信さん(54)  畑はすっぽりと雪に覆われている。土の中でニンニクの種が春の芽吹きを待つ。会津美里町に避難した楢葉町の大和田信さん(54)は自ら...

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元の古里自分たちで

■いわきから広野町役場に戻った町除染対策グループ  仕事始めの4日、広野町の本庁舎2階に除染対策グループの職員が顔をそろえた。早速、町内の放射線量マップを広げて意見を交わす。...

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全通学路を春までに

■教職員、保護者が独自に除染作業 郡山の薫小  地図に落とした通学路は3分の1ほどが赤色になった。郡山市・薫小の教職員と保護者らが独自に除染した場所を表す。「春までには何とか...

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若者が戻れる古里に

■集団移転目指す いわき・豊間の復興協議会  太平洋に面したいわき市平豊間地区に冷たい海風が吹き抜ける。津波で8割の家屋が全半壊し、地盤沈下も起きた。区長の鈴木徳夫さん(76...

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ブランド復活へ努力

■イチゴ狩り園を再開 相馬市の和田観光苺組合  イチゴの甘酸っぱい香りがハウス内を包む。練乳が甘味を引き立てる。「もっと食べていい?」。相馬市の和田観光苺組合長の山中賢一郎さ...

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宿のあかり取り戻す

■福島の土湯温泉「向瀧旅館」 佐久間輝さん(37)  <カラン、カラン。宿泊客がげたを鳴らして旅館に戻る。『お帰りなさい』。仲居さんが明るい声で出迎える> 。福島市土湯温泉町...

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地域医療の責任貫く

■ときわ会常磐病院・臨床検査技師 益子真由美さん(53)  静まり返った検査室で顕微鏡をのぞき、病気の兆候がないか目を凝らす。いわき市のときわ会常磐病院の臨床検査技師・益子真...

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